今までいろんなデイサービスを利用したおばあ。
私的にはデイサービスなんか利用するわけがない性格と思っていたおばあだけど。
最初に利用したきっかけは、父が健在の時、多分15年くらい前になると思う。
デイサービスと言うものが一般化され、近所に点在し始め、利用者集めに積極的になっていた事業所やケアマネに誘われて、
週に2日使っても一日料金ですよ!みたいな誘いで飛びついたと思う。
父と二人なので家でご飯するより、昼食とお風呂でお得♡と言う理由で。
「デイサービスいってんねん」と聞いてびっくりした。
そんなん行かんと思ってたって言ったら、
「利用せな損なもんは、利用するで!」とどや顔。
その頃は、自分がと言うより、家でぼ~~~としてた父を連れ出すのが優先だったと思う。おばあは、結構偉そうに(今でも偉そうだけど)世話をやいたりして、満足してたのだと思う。アットホームな事業所で昼食の準備を手伝ったりして、ただ働きやとか言いながら、喜んでた。
でも、いまは状況は違う…。まぁ仕方がない。
今回も特養(特別養護老人ホーム併設)のデイサービス。(いざとなったら機械浴のお風呂が必要な理由で。と言っても本人は必要ないと言い張ってるけれど)
理想は、気に入ったら、同じ場所でショートを利用し、そのまま特養に入れたら…。と言う所なんだけど、介護3→介護2に下げられたので、今は無理…。
まぁ今後どうなるか分からないので、大きな施設とつながるのは悪い事ではない。
で、契約。
デイサービス事業所から責任者?相談員?みたいな人が来た。担当のケアマネさんも同行してくれた。
私より少し上?ベテラン風の女性なんだけど、家に入るなり、おばあの顔はまともに見ずに、私だけに名刺を渡してきた。
おばあがしっかりしてるだけに、こういう時はおばあに渡して欲しいと思う。
え?とちょっと不信感を持ったけれど、その後、本人に聞き取りさせてもらいます。
で、
女性:「お生まれは?」
おばあ:「徳島で生まれまして、大阪に来たのは結婚の時で、長男が33年ねんやからその前やから…その長男は死なせてしもて、今いてるのは次男になりますねん。この子(私)は…〇×※〇×※」
それに合わせて相談員の人もおばあに向かって話してくれるようになった。
そこからは、結構しっかりした内容で契約が進んだ。
女性:「ご自身の性格は?」
おばあ:「まぁ、あれですわ、お・と・な・し・く・・・は無いですわなガハハ・・」
ケアマネさんも結構笑ってた。
おばあ:「そんなわがままや頑固では無いと…自分では思ってるんやけどガハハ」
私:「(;^ω^)ポジティブなんです。良いも悪いも。」(これは会話の中で十分わかってくれたっぽい)
女性:「前のデイサービスを変わられた理由は?」
※対応の事を言おうと思ったら。
おばあ:「まぁもう2年行きましたから、気分変えたくて」って おー--い。
他に理由あったやん!今それ言う? みたいな。
女性:「歯磨きは?」 ケアマネ:「歯は全部無いと…さっき…。」
女性:wwwwwそうでした。すみません(^^;)
おばあ:「私はね(どや顔で)ポリデントでうがいしますねん。
女性:ケアマネ「・・・・・ポリデントですか?うがい薬じゃなくて?」
おばあ:「そうですねん。歯を入れてるやつあるでしょ?(うん、それはみんな知ってる)あれを、ブクブクってねガハハ」
そう、おばあは入れ歯を入れているポリデントでたまにうがいをする。(言っちゃったのね~('ω'))
それは違うと言ったけれど、本人は洗浄?すっきりするらしい。やめない上にこの二人の前で堂々とどや顔。
私:「そんなん、身体に悪いで」と言ってたけれど、目の前にいてるのは91歳の口が達者なおばあ(;'∀')ここまで元気におれるんだから、説得力あるというか、こっちの負け。
その後、通所時にリハビリをする上での身体的な質問で点数が出るらしい。
今後のリハビリや健康管理でその点数が上がれば、事業所の報酬が上がるらしい。
おばあの点数は60点だった(^^;)
女性:「点数上るように頑張りましょう!!」
おばあ:「はーい、頑張りまーす!」 なんだかご機嫌だからよかった。
ちなみに、二人が帰った後、
おばあ:「契約大変(めんどくさい)やな。今度は4年は行かなあかんな。」え?
4年後にまた変えるってこと?? 4年は頑張って生きるぞってこと?? 前者の様な。
そうそう、午前中に久しぶりに二人で買い物に行きました。
デイサービスに持っていくカバンが欲しいと。
近くのイトーヨーカ堂へ。今まで、婦人コーナーしか行かなかったけど、今日は結構元気だったので館内の若い子向け店舗にも足を運び、ユニクロも初めて案内したりして、おばあにとっては刺激的。
その中で私と次女がお気に入りのおしゃれなショップで気に入ったのを見つけて購入。
こんな感じのお店で、ゲット!
婦人コーナーでは3000円前後と言う値段に
おばあ:「そんな高いのよう買わんわ」
と文句を言っていた。1000円まで程で買いたいみたいだから、300円均一の店に行ったら、興味なさげ。若い子の店をウロウロして、これを見つけたから3200円やでと言うと…。
おばあ:「そのくらいはするやろ、これにするわ」って、こんな感じで、自分の感覚でころっと変わるのがおばあ(^^;)
帰ってからも「えーの買えたと大満足」良かった。私は選ぶのが下手で、いつも後で後悔するタイプなので。
おばあの、”即決で大満足”はうらやましい。もっさんもそうなんだよね~。
そういえばもっさんが前回購入したワークマン女子のズボンと隣のお店で買ったトレーナー。(ズボンお願いして選んでもらったようなもので、トレーナーは要らなかったんだけどな…お高かった(-_-)でも嬉しそう)
私は買わない値段だけど。もっさんの買い物だから(-_-;)できるだけ文句は言わないようにしている。(昔は私の判断だったんだけどね。今でも誘導はしたくなるけど、)
※ワークマン女子のズボンがとてもはきやすいらしく、私も同じのを買いに行こうと思っています♡
(ゼネコン勤めの経験ある昔からワークマンのファンの私、株買っとけばよかった~)
こんな感じで、買物は大事な介護の一環として、私自身も楽しみながら、頑張っております。
つくづく…。
こう言う事は、やはり娘であり、母親でなければ。二人共、施設に入ってしまうと出来なくなってしまう事なんですよね。
ふと将来を考える私です。 ごきげんよう(^^;)/~~~