本格的な新しい生活。
今まで
8年前にもっさんの父親と別居をし、知的障害の娘(もっさん)を連れて、
実家に戻った、家賃を払わず、金銭的にも、
おばあの協力のもと、8年間過ごしてきた。
その間の仕事は、以前からもっさんの父親と協力してやってきた福祉事業所を
10人ほどのヘルパーさんと協力してやってきた。
週数回、奈良へ通っていた。
もっさんも、休みの日にその事業所へ行っていた。
(障がい者の外出支援でヘルパーを利用したりして、以前の仲間と会っていた)
その時に、もっさんは父親とも会えていた。
もっさんには、色々複雑な環境を乗り越えてくれていたんだと思う。
割と、環境に応じてくれていた様な・・・
反応が薄かったような・・・
関心がなかったような・・・
私が、変化する環境をそれなりに、伝えていたつもりだけど、
きっと、いろいろ、我慢していたんだろうね。
半年ほど前から、精神的におかしくなっていた。
大パニックが続いて、やっと私も、これじゃだめだと動いた。
まずは、もっさんを落ち着かせるために、おばあとの生活から
離れる事、
私自身も、介護が必要になっていた、92歳のおばあのすべてを、
抱えるのが無理になって来ていたので、
思い切って、家を出て、もっさんとの二人暮らし、
そして、おばあは一人暮らしで、私・姉・ヘルパーの協力のもと現生活を継続。
10/2に引っ越しを終え、もっさんは翌日にグループホームへ戻ったので
今週が、初めて、まともに新居で過ごす3日間。
そして、その間、私はおばあの事には ”手を出さない”
でも、実は・・・
気にしない と言ったらうそになる。
先日、高齢者見守りグッズを設置した。
2週間無料との事で、カメラもついていて…。
通知が来るし、いつもで確認できる。(つい見てしまう)
でも、そのお陰で、何とか通常の生活をしてくれているので、
安心して、私はもっさんと関わることが出来た。
そんな状態での、もっさんとの新生活。
土曜日の朝、もっさんを迎えに行った。
もっさん:「帰る?どこ?新しい家?私の家?」何度となく質問。
私:「そうやで、新居やで、もっさんの家やで~」
テンションの上がるもっさん、(テンションの上がり方が、微妙だけど)
帰り道。
ありがたい事に、単純な道、直線500m歩いて、商店街に入って、再度500m
歩いて路地を入って到着。
昭和そのままのお店が点在する商店街。
私もわくわく。
私の小学校の時のままの様なお店。
アンパンマンの落書き帳を購入する
もっさん(^-^)
そんな、いくつか買物を終えて自宅へ到着。
もっさん、わくわく。
もっさん:「お母さんと二人の生活だね・・・よろしくね」私の手にタッチ。
すごく普通な感じ。
ひとまず、このような穏やかなスタートです。
良かった。
さぁ、どんな3日間になるのかしら。