知的&精神障害の娘のサポート & 独り暮らしが始まった高齢母92歳の見守り介護

成人娘のサポートと92歳の一人暮らしの母親の自宅見守り 奮闘中

もっさん(娘28歳精神&知的障害あり、グループホーム利用、土日月帰宅)とおばあ(今年9月より一人暮らしの母92歳体形超太車椅子利用)のダブル介護奮闘中。私50代。シングルになって3年、ビール好きのガス抜きブログです。(現在週半分一人暮らし状態)

本日続けてアップするよ④ そのご近所さんが、警察官と。

最近、話したい事が溜まっていたのと、

朝 時間があったので、続けてブログで発信した。

その3件目が下記の内容。

ご近所の高齢の(体が不自由な)方の自宅での安否が心配だったけど、原因が分かり

朝から、お出かけをされている様子を確認して安心した。

 

gasunukix.hatenablog.com

 

私は、午後から仕事なので、

ブログを書きながら、ひと段落付いて。

昼食の事を考えていた。

残り物は、夕食に回して、商店街のお惣菜やさんのお弁当を買おう ♪♬

向いの八百屋さんの特価の野菜を見てから・・・

その向こうの、懐かしいパン屋さんで、お正月の食パンを買って~♪♬

美味しそうなパンがあったら、買い過ぎちゃうかも~。

 

まだ、時間に余裕があるので、ちょっと 数件ぶらぶらしよう。

 

と、商店街に入り 歩いていると!

 

見覚えのある・・・。

 

歩行器を持っている、身体が少し斜めっている高齢の女性が・・・。

警察官と、近所のおじさんっぽい人に囲まれていた。

高齢女性は、下を向いたまま、さとされていた。

間違いない やっぱり 自宅正面の安否を心配していた方だった。

名前は井下さん(仮名)

 

目の前に、その人が・・・。 

はい、私 近寄っていきましたよ。スルーは出来ません。

 

私:「あの・・・。私の家の前の方なんですけど。」井下さんにも挨拶。

警察官も、男性も ホッとした感じで私を見た。

警察官:「ご近所の方ですか(^^;) そこでこけたらしくて、一人で帰れないだろうという事で通報受けまして・・・。」

女性は 歩行器に座っていた。

 

私:「そうなんですか、実は、先日も歩行中に転倒されて、救急車で搬送されて、おでこを4針縫ってるらしいんです」

 

見ると、おでこにガーゼ、指に包帯。

 

身体や服から、不潔臭らしき匂いがする。

 

自宅からの距離は、私の足で3分くらいなんだけど、

井下さんの普段の足取りなら、30分かかるかもだし、

そもそも、この状態では歩けない。

 

とりあえず、私の買物は諦めて。

 

どうしようかと、3人で相談。本人にも確認。

 

本人は「歩きますよ」と言うけれど、無理無理! とみんなに言われる。

 

男性が、誰か手伝ってくれる人おらんの?と聞くので

 

私:「介護認定とかも受けられてないらしいです」(小声で)

 

男性:「え? 受けなあかんよ」と。

警察の方も、いろいろさとしてくれていた。

 

とりあえず、私は、左斜めの奥さん(元うなぎ屋さん)に相談しようと決めて、

一旦自宅に戻ると伝えた。

(それを井下さんに伝えると、最初は拒否していたが、仕方が無いと納得)

帰宅道中、近所に車椅子を玄関先に置いているのを見た、(チェック!)

 

井下さんのお隣さん宅へ到着

 

インターフォンを押すと、出てきてくれた。

 

ただ、この方も、足が悪くゆっくり出て来られ。一通り説明すると

 

自分の事の様に、私にお礼を言いながら、一緒に解決策を考えた。

 

井下さんが一旦帰るにしても、歩けないので、車いすがあれば・・・

 

と、私は、数軒先のさっきの車椅子を見て

 

私:「あそこの家に置いてはるんですけど、借りれたりしないでしょうか?」

 

奥さん:「○○ちゃんとこやな、聞いてみるわな」 おぉー 頼もしい。

 

そのまま、現場に向かう道中のそのお宅で、車いすを借りて、井下さんの所へ。

 

うなぎ屋さんが、怒る「だから、前から言ってるでしょう!!」から始まる。

 

※以前の喧嘩はこの状態が原因だった様子。

 

一人で出来ない事が増えているのに、だれにも頼りたくないらしく、お隣さんの言う事に耳を貸さないらしい。

 

認知症ではなく、しっかりしすぎているからこそ。らしい。

 

見た目で、80歳を超えていると思っていたが、76歳だった。

 

とりあえず、車いすに乗ってもらって、私が押して帰宅した。

 

自宅の玄関に座るのがやっと。

 

どうも、4針縫った怪我の治療に行かないといけなかったらしいが、それが行けず

帰ってきてしまったので、病院に行かないといけない。

でも、一人では行けない。(一人暮らしで親戚は付き合いがないらしい)

うなぎ屋さんも連れて行くことが出来ない。

 

うなぎ屋さんが、地域包括センターに相談に行くと言って自転車で走った。

私は、その間に、自宅に入り、結局残り物の昼食を食べて、

玄関先を気にしながら見ていると、うなぎ屋さんの奥さん(以下吉さん)

が戻ってきたので、私も外に出て話を聞いた。

地域包括センターがすぐに何かを手伝えることは出来ないので

治療が必要であれば、救急車を呼んで来ださい。との事。

 

私の電話で救急車を呼び、吉さんと、見送るところまで協力。

その間に、ご近所さんの おばちゃま方が沢山出てきた。

 

うなぎ屋さんの吉さんは、話好き。大きな声で、説明をしまくっていた。

特に、以前から自分が、井下さんの為に言ってきたのに、

介護認定も何も、聞く耳持たない事に腹が立っている話をしていた。

 

それと・・・私。

 

引越ししてきて間もない

 

私の存在が、かなり ありがたいと、

 

説明すれば、された方も、私にお礼を言ってくれる。

 

ちょっとしたヒーロー気分。

 

私の好きな、古い ポンプ井戸の奥の家からも 姉御婆ちゃんが出てきた

 

手に持っていた煙草を 井戸の水で 消した後、近寄ってきた。

 

「ねえちゃん、ありがとな」 

 

なんか・・・

 

昭和過ぎて、、、、。

 

ポンプ井戸  ・・・  めっちゃ自然に使ってはった。

 

これって、私も使える方向やん。 

ちょっと、この空気感に仲間入りしている自分が、面白過ぎた。

 

そして、井下さんは、この後、先日治療を受けた病院へ搬送してもらって

治療後、タクシーで帰宅できるように、うなぎ屋の吉さんが段取りされていた。

 

吉さんには、念のため 私の携帯を伝えさせてもらったので、

夜に、無事井下さんが帰宅したと、電話をくださった。

 

ただ、これからだなー と思う私です。

 

井下さんが、介護を受け入れて、生活できるようになってほしいな。

 

でも、吉さんの方が年下なので、きっと、お節介が嫌なんだと思います。

 

でも、一人での生活は限界で。

 

家の中も、片づけられていないし、料理も出来なくなるだろうし。

 

認知が入れば、火の始末も怖いし。

 

地域でと言っても、どこまで出来るのかな?

 

このさい、勉強にもなるので、私の出来る範囲で、関わるのも

 

ありかと・・・。

 

そんな気持ちで考えています。

 

ちなみに、今回こけた場所が、かばん屋さんの前で

 

警察官と一緒に居てた男性は かばん屋さんのご主人。

 

前回 登場したのは、餅屋さん・肉屋さん・金物屋さん

 

井下さん、こけても いろんな人に助けられています。