大阪の下町、商店街の路地を入った筋通りの長屋(賃貸)に
引越しをしてからもうすぐ3か月。
昭和初期の雰囲気ぷんぷん。ポンプ井戸も使われている。
ご近所さんは年配の方がほとんど。(50代の私は姉ちゃんと呼んでくれる)
※まぁ、旦那さんが居てなさそうだという事で、奥さんは避けているだけ??
向こう3件両隣とよく言われるので、その5件を説明すると。
左隣:長屋を切り離して新築3階建て70代の女性が息子と孫と住んでいる。優しい方。
右隣:長屋そのままで、年配の男性一人、夜に競馬?競輪?でのハッスルの声がする。
左斜め:商店街でうなぎ屋さんをされていて閉店。ご夫婦二人(お子さん独立)声大。
右斜め:若い方が新築に住まわれていたが、狭くなった?先日引っ越しされた。
そして、正面の方(今回心配した高齢女性)
80代と思われる。
少し小太り、障害を持たれている?顔半分が腫れあがった状態で、身体が斜めに傾き、歩行器を利用して歩くのも、やっと。
でも、ほぼ毎日買物や散歩やで外出されている。
歩くスピードがゆっくりなのも理由か、よく会うので、笑顔で挨拶をして下さる。
うちの自宅の正面なので、
夜は、玄関灯をつけて下さるのが、よくわかる。
うちの玄関横の窓枠が不用心なので、その方の玄関灯が明るくて、助かっている。
その玄関灯、早朝にはいつもちゃんと消されている。(5時ごろ?)
なのに、水曜日の午前中消えてなかった。
??ゆっくり寝ておられるのかな?
夕方までついていた。気になった。
そう言えば・・・
数日会っていない。
足腰悪そうだし・・・。
自宅内で転倒? 入浴中に?? 身内が行き来しておられるのは見たことないし。
ガスメーターがあったので、念のため、写メを撮った。
(少しでも動いていれば、安心)
それでも、このまま一晩は、何だか気になる。
左斜めの、うなぎ屋さんの人とは良く話しているのを聞いたので、(喧嘩してたこともあったけど)
出て来られたら、聞いてみたいけど。
心配な女性本人にインターフォンで直接訪ねるほどの仲でもないし。
うなぎ屋さんの奥さんも身内ではないし、会えば・・・。
と思って、私は何度か 出たり入ったりしていたけれど、そんなうまくは会わないよね。
と思っていると、夜8時ごろ
うなぎ屋さんと、左隣の奥さんの話し声がした!!! ダッシュ!
玄関に出て、挨拶をしてから
私:「お会いしたら、相談したいと思っていたんですが・・・」
お二人:??(顔を見合わせて、お互いがお互いへの相談だと思って、自分は関係ないのかな?と言う感じ。)「どうぞ、お話ししてちょうだい、私居ない方が良いかしら?」
いえ、ちょうどお二人にお聞きしたかったんですけど。
と、街灯の事を話すと
うなぎ屋さんが、話し出した
うなぎ屋さん:「心配してくれてたの?実はね~金曜日に商店街で転んでね。」
から始まった。
お餅やさんでこけて、声かけたら、肉屋さんまで歩いて行って、またこけて、かなもんやさんまで出てきて、皆で起こして、救急車呼んで。4針縫って。
なんやかんやと。
結局、今は、自宅に帰ってきているらしい。
そのうなぎ屋さんが、電話で確認したり、ポストのチラシを抜いてあげたりしてるらしいんだけど。
いまいち、その女性が、自分で何とかしようとか、ほっといて。
見たいな態度らしく、手伝いが難しいとの事。
なるほど。
とりあえず、色々あるんだと言う事。生存確認はできたとの事。あまり首を突っ込むのは良くないとの事。
私としたら、一件落着。
うなぎ屋さんの奥さんも、足が悪いので、何かお手伝いできることがあれば言ってくださいね。と言い残して帰宅。
そして、次の日の朝、その心配していた、女性が玄関から出てきていつもの様に、のんびりと歩き出していた。
自宅前なので、音と、インターフォンの画像で確認。
私が声をかけた事が、少しでも気持ち的に プラスになってくれたら嬉しいな。
下町人情。
おばあの事でも、お互い様だし。
これは、マンション住まいでは経験できない事だろうなと思いつつ。
大事なつながりだと思うので、行動出来る時はしようと思いました。