知的&精神障害の娘のサポート & 独り暮らしが始まった高齢母92歳の見守り介護

成人娘のサポートと92歳の一人暮らしの母親の自宅見守り 奮闘中

もっさん(娘28歳精神&知的障害あり、グループホーム利用、土日月帰宅)とおばあ(今年9月より一人暮らしの母92歳体形超太車椅子利用)のダブル介護奮闘中。私50代。シングルになって3年、ビール好きのガス抜きブログです。(現在週半分一人暮らし状態)

おばあ デイサービス何度目の体験だか。

90歳の口の達者なおばあ。

しばらくイヤイヤ通っていたデイサービスをいきなりやめて、

おばあ:「あんなとこ辞める。他いったらえーねんやろ。行くで、週2回でも行くで」

と本気モードで辞めるというので、ケアマネさんも急ぎ足で次を探してくれた。

 

どこでも良いわけではなく、身体も大きいし普段外出は車いすの生活なので、入浴が問題。

アットホームなデイはお風呂が家庭用だったりするし、少し大きめの施設でも、おばあがしんどい時は支援員一人では介助できないので、いざとなれば機械浴が出来るところが必要になる。

(浴室用の車いすがそのまま入る浴槽だったり、吊るしのワイヤーに座ったり寝たりして浴槽に入ったりするそんな感じ。)

なので、それなりに大きな施設でないとダメ。

でも、おばあはある程度”ちやほや”してもらわないと気に入らないので、大きな施設は30人以上の利用者を10人前後の支援員で回しているので、それは大変💦

 

どこに行っても、その環境はさほど変わらないはず。

ただ、嫌な理由に時間が長いというのがあった。

(以前は8:30迎えの16:45送り。確かに長い。(私はありがたかったけど('ω'))人数が多く、スタッフが少ないと送迎の段取りも大変なのが分かるけれど。)

今回、希望の時間の範囲でも要件が必要になった。

で、ケアマネさんが勧めてくれた所にとりあえず、体験決定。

朝は9:00に迎えに来てくれて、16:00頃帰宅予定。

体験なので、私が帰り居ててあげたかったけど、仕事の段取りが組めず・・・

って、急に「辞めたる(怒)」だったんだからそれはさすがに仕方ないよね。(プンプン)

こういう時におばあに合わせることが、介護で、自分の生活を犠牲にするってことになるんだから、ここは、自分の予定優先。

 

で、朝

おばあ:「この歳でも、初めての所は緊張するわ」とぼそっとつぶやく。

私から「緊張する?」と聞いたら「んなもん、緊張なんかするか!偉そうなこと言われたら喧嘩して帰ってくるわ」とか言うはずのおばあが、今日は自分からそんなことを言っていた。90歳過ぎてやっと少し気弱な部分が出てきたのか?'ω')

しかし、結構こういうドキドキが好きなおばあなので、迎えが来た時は(女性あるあるの)声がいつもより高く、よそ行の声になっていた。

「おはようご・ざ・い・ま・す~♡お世話にな・り・ま・す~♡」

持ち物は昨日確認して、”着替え・薬・お金” お金は食事とコーヒー代で620円。

それ以外は持ってこないでくださいと念を押されたので、おばあにも伝えたんだけど。

(何か私に隠れてこそこそしてたな。とは思ってたんだけど。)

送迎者に乗ってから。持ち物をスタッフに渡すときに中を確認すると 620円と別にぺらっと2000円が入っていた。

おばあ気まずそうに「一応!」って(-_-;)

スタッフにも再度言われて、私が没収。(なんだかかわいそうだったけど。お金はいつでも多めに持たないと心細い人だし、お金の管理は自分でしているので、財布も持たしてくれない現状と言うか…まぁ仕方ないよね。)

もちろん以前のデイでもお金は持っていってなかったんだけど、初めての所と食事代がいるってことで、「もし足らなかったら」と言う思いが抜けない様子。

とりあえず到着した大きいハイエースに乗車。

既に3人ほど乗っていたのだけど、一瞬見えなくて、小さいんですよ(;'∀')おばあが椅子に座るとおばあの半分くらいのお婆ちゃんが数人乗っていた。(軽そう)

ここまで、問題なく出発。

 

私は仕事から18:30頃に帰宅し、おばあの様子を楽しみ?いや冷や冷や・・・いろんな思いで帰ってきた。

 

多分、初日なので「良かったよ」と言ってくれるんじゃないかとは思ってたんだけど。

家に帰ると、ベットにおらず、トイレへ行っていた。

私:「おばあーただいまー今日、どうやったー?」

おばあ:「それがな…(-_-)足が痛くなって、気分悪くなって、今吐いてたんや(嘔吐)帰ってから、夕食も食べてないねん」

( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)

どうしたん???(90歳にしてそれは、さすがにかわいそう)トイレに座ったままだし、これはえらいことになってるのかと、私も気合を入れて対応。

 

話しを聞くと…。

 

行き帰りの車の足元が狭かったらしく(きっと、座席を先に乗っていた”おばあ”の半分のおばあちゃまたちに位置を合わしていたと言う所か?)

それを言えずに我慢してたらしい、向こうについたら痛くて歩きにくくなって、自宅到着時も降りるのにかなり苦労したとの事。(それで気分も悪くなったのだろう)

 

帰宅後1時間ぐらいは横になって寝てたみたいなんだけど、頑張ってトイレへ行った時に私が帰ってきたという感じ。

 

ただ、その時には顔色は悪くなくて、足もいつも通り何とか歩けているので、思ったほどではなかった。(ほッ)

なので、次回は”車いす”のままで直接乗ることも出来るよ。

(最初はその予定だったのだけど、車は乗れるのでと普通に乗車に変更していた)

と伝えると、ほっとしたのか。

「それやったら、楽になるな。いけるかな」

「向こう(体験)は良かったんや、若い人良くしてくれて、足痛いって言ったらリハビリもしてくれて、お風呂も温泉みたいやったで('ω')食事もまぁ良かったし、コーヒーも美味しかった。車が…足が痛いから、もう行かれへんかと、思っとたんや😢」と寂しそうに言ってたので、

めちゃめちゃ気にいってるや~~~ん(;^ω^)

 

と言う感じ。

 

まぁ、良かった。足を痛めてしまう程でなくて、ホントに良かった。

 

とりあえず、今後金曜日は通えそうです。

 

良かった。良かった。ほんと良かった。ほっとした。あーーー良かった(;'∀')

 

ごきげんよう