知的&精神障害の娘のサポート & 独り暮らしが始まった高齢母92歳の見守り介護

成人娘のサポートと92歳の一人暮らしの母親の自宅見守り 奮闘中

もっさん(娘28歳精神&知的障害あり、グループホーム利用、土日月帰宅)とおばあ(今年9月より一人暮らしの母92歳体形超太車椅子利用)のダブル介護奮闘中。私50代。シングルになって3年、ビール好きのガス抜きブログです。(現在週半分一人暮らし状態)

良かれと思ったもっさんの夏休み。

は~~~

やっぱり私は自分中心で動いてるだけなのか。

押しつけな性格という自覚しているけれど。

もっさんが一人でできないことは私が…と思うのは当たり前じゃない?

二つ下の妹もそれなりに生きづらさを抱えてい入るけれど悩み落ち込みながらも、自分の意思決定で自由にしているし。

親が意見したって、海外へ行ったり一人暮らしして今は彼氏と仲良く同棲して。

結婚は後回しで、まだ一人で海外留学へ行きたいと。

仕事の愚痴はてんこ盛りながらも、周りはポンコツさを理解してくれてありがたい。

 

そんな話を家に帰った時に私も聞くのは楽しいから聞いているけど。

もっさんには夢の夢のまた夢。

行きたいカラオケも、美容院も、歯医者も、目の前のスーパーにお菓子を買いに行くもの私と行かなくてはいけないし。

 

さんざん将来の為と思って一人で出来るように、いろいろ「自分でね」とさせてきたけれど、かなりレベルを低くして自尊心を気づ付けないようにとか、自己肯定感をあげるためにはとか。

 

もっさんは言葉がそれなりに出るために、周りは出来るんじゃないの?とか、私の過干渉に思うみたいだけど。

だって…出来ないことはしないし。出来ないし。

頭の奥底ではまともな自分がいるようで、やりたい事もはっきりしているし、出来ると思っている自分もいてるんだけど。

実際、頭も働かないし、体や指先が自由に動かせないので、もどかしいやら諦めやでつらい思いをきっと今までずっと経験している。

 

私やもっさんのパパにしてみれば、きつく言うと出来たりするので”甘え”ととらえられパパはかなりきつく当たっていた。

→私はそのせいでもっさんの精神が崩れたと思っている。

 

なので、パパさんとは離れて、もっさんのペースに合わせてびくびくすることが無いように5年ほど接してきてそれなりに楽しく過ごしてきたけれど。

 

反対に現実を突きつけられることが多い。

 

当初単独で通えるんではないかと言う場所の通所施設も、訓練的に1年間一緒に通った単純な道さえも、一人で行こうとしたらサクッと反対方向に行くし、私は理解できなくて「なんで?そっち?!!」と言うと、焦って違う方向へ、そっちも違うとなればもう、パニックになってどこに行けば分からなくなるし。

 

数字の概念が入らず金銭感覚も買物のたびに自分でさせていたけれど、やはり…

欲しいものは3000円のものでも財布の20円で買おうとするし。

 

まぁ話せばてんこ盛りですが。

 

8月に休みが無かったので今週休みにして一泊旅行を企画。

前回のUSJがドタキャンになり、今度ははっきり自分が乗りたいと言っていた特急を目的に名古屋に行ってきました。

近鉄特急”ひのとり”に興味を持ち、これを”新幹線!”と言うので、その違いも理解して欲しく、行きはひのとり!帰りは新幹線!と贅沢三昧を企画し、

前日にもっさんも喜んで、ネットで電車を見たりホテルを見たり笑顔満載。

しかし当日の朝、布団から出てこれず。う~~行かない。

朝は精神的に崩れることが多いんだけど、旅行などはいままで結構いけてたのに。

実は体調が悪いのかと、続けて今回2回諦めることがあり。

3回目!!(タイムリミット自分の休みと私の仕事、おばあの都合もあり)

前日本人も絶対行く!と大喜びしてたにもかかわらず。

なのに、朝同じように…。う~~行かない。

私は切れました。「スーパーに買い物行くんじゃないんだから!予約もしてるし、行くって言ったやろ!~」

本人、数日前に誕生日を迎えたこともあり、年齢とかの意識もあり、嬉しい反面少しナーバスになっていたこともあり、大泣き。(たまに大泣きをしてストレス発散)

すると、けろっと。「じゃ行こか」と準備を始めて出発(;'∀')

 

結果は良かったんだけど。

私の気持ちがいまいちおさまらないままの出発。

 

出来るだけ切り替えて行ったけれど。

楽しもうとは努力したけれど。実際楽しいかったんだけれど。

もっさんが明るく普通のテンションになったり、人込みでは今まで以上にびくびくして体を震わせているのを感じると、私のストレスが…。

 

私は仕事柄、周りの目と言うのはそんなに気にしない方だと思うのだけど、本人の行動が私に対しての反抗と言うか…。(実際自分の気持ちのコントロールが難しいのだろうけど)

それを楽しませるためになだめて、環境を整えて説明してなど…しんどい。

 

楽しみにしていた”ひのとり”も笑顔一つなく、席に乗ると手の位置を変えることなく2時間話しもせずに無言で到着。

 

”ひのとり”→名古屋城→ホテルで一泊→名古屋科学館→新幹線→15:00には自宅到着。

 

で、行くべきだったのかな~と思うほど私はいまいちすっきりしない気持ちで。

 

でも、帰った途端に笑顔になって写真やお土産やみて「なにが楽しかった~?」ルンルンみたいな。

 

なんかね~複雑と言うか…。

ただ、もっさんが楽しんでくれたらと言う思いと、私自身が娘と楽しみたいという思いと、旅行を通して本人と自分も経験と発見、気晴らしを求めて…。

 

その割にこの底をついたような疲れは何なんだろう。

 

一緒に楽しむことの限界を感じたというか…。

 

イヤ、多分これは私自身の更年期障害の影響かもしれないので、しばらく様子を見て考えよう。