福祉サービスというものがあります。
生まれつき知的障害を持つ”もっさん”は、いろんな支援を利用させて頂いております。
ありがたい事です。
27歳の現在、利用させて頂いているのは
☆グループホーム(共同生活援助)
☆通所事業所利用(生活介護)
☆外出支援(移動支援)
☆上記の相談、役所とのやり取りや書類づくり(計画相談)
と言ったところでしょうか?
学童期のお子さんは、放課後等デイサービスを利用されている方が多いですよね。
※これは高校卒業時で終わってしまうので、その後、夕方や土日が持て余すので、外出支援とか、少し趣味的に集まれる場所がもっと充実すれば良いのにと…。思い続けていますが、なかなか難しいです💦
これらのサービスを利用するためには、住まいの市町村への手続きが必要で、高齢者のケアマネさんや介護認定と似ていて、定期的にハンコを押したり、認定調査があったりします。(ハンコは半年に一回とかですが)
で、今回もっさんは数年に一度の区分認定調査の年で、その書類の中には”医師意見書”が必要になります。
以前にその辺りの愚痴を書いていたのが下記ですが。
もっさんは奈良から大阪に来ているので、大阪で新たに心療内科を受診しようと、病院を探していて、比較的近くて、病院も新しい感じだったので、電話してみました。
受付の人はおっとりとした優しそうな女性で、こちらの目的の為に、何が必要か?
電話の途中に先生に何度か聞いている様で、数回長く待たされた。
先生が結構うるさそうな?(よく言うと真面目で親身な先生?)って感じで。
前回の病院での書類や、母親が娘の状況をまとめたものも持参してきて欲しいと。
めんどくさー----っと思った。
小さい時から聞かれるたびに細かい事を答え、学年が変わるたび、先生が変わるたびに伝える事ばかりで、かなり疲れていた。
作業所等に通うようになってからは、毎年ではなく、事業所代わる時には必要だけれど、学校の先生とは違い、相手の方が対応に慣れていたりするので、さほど詳しく話さなくても、とりあえず関わりながら理解してくれるので、ある意味お任せ状態だった。
今になって”もっさんの状況を文字にしてくれ”と言われると、これはめんどくさい。
でも、この先、口で説明するより何か形で残しておいた方が良いので、と。
母子手帳まで引っ張り出して、思い切ってノートを一冊用意して、時系列に書いてみた。
これがもっさの今までです。ハイ!って渡せるように。
ただ、このブログでもお分かりの様に。
私はダラダラと文章を書いてしまうので、ノートもそんな感じになってしまい、それを先生に渡すわけにもいかず。
それを見ながら、別に生に渡すメモと言うかノートを別に作ったりして。
結構大変💦
でもなんとかできた。(まぁ大したものでもないんだけど、今までなかっただけで)
あと、以前の病院の書類を取り寄せて、過去の発達検査のデーターなどをコピーして。
いざ!
もっさんと行きました。
もっさん緊張。自分に質問されると聞いて、少し照れながらの良い緊張。
病院につき、再度問診票で5枚くらいの用紙を渡されて、それはそれで記入しないといけないようで、もっさんの日頃の様子。のチェック。
もっさんが居るのに私が黙々と書くのも違うので、確認しながら。
でももっさんの返事は当てにできず。
なんせ、5枚もあるので・・・(-_-)
チェックが多かった。
胃の痛み 頭痛 胸痛 めまい 失神発作 心臓がドキドキする 鼓動が速い
息切れまたは息苦しさ 便秘、軟便、または下痢 吐き気、下腹部にガスがたまっている感じ、消化不良 疲れた感じがする、または気力が無い・・・・・・・
永遠に続いてる感じ。(写メとってきたらよかった)
本人に聞いても分からないことも多く。キョトンとしていた。
その後、看護婦さんが優しくバイタル測ったりして、また待たされて。
呼ばれた・・・・。
私の先生のイメージとはかけ離れていた。
おじいちゃん先生だった(-_-;)
勝手なイメージとしては。
比較的若くて、うるさそうで、こだわりの強い熱心な というイメージだった。
(病院がピカピカだったので、ここまでおじいちゃん先生が出てくるとは…)
えー---もしかしたら80歳超えてるかも(分からないけど)
小太りで艶はある感じだけど。
帰ったら盆栽の水やりやってそう。
張り切っているもっさんが「こんにちは」と診察室に入る。
先生:「元気ですか?」 も:「元気です!」
先生:「何か困ったことありますか?」 も:「ありませーん!」どや顔
先生:「仕事は何をしていますか?」 も:照れくさそうに私を見るので私が説明する。
先生:「仕事は楽しいですか?」 も:「楽しいです!」
先生:「趣味はありますか?」 も:「…音楽を聴くことです!!」ん?これ昨日の晩たまたまそんな話になって、答えてたやつやん。まともに答えてしまってる。
先生:「はいはい、そうですか(ニコニコ😊)しっかりしてますね」
って。おー--い。
このやり取りだけじゃ、もっさんじゃない~( ;∀;)
朝の機嫌悪さ。
迎えの車に乗らずに走り出すこともあるし。マスクや消毒も嫌だとパニックになったり。
みんなと同じ行動がとれず、固まるし。
外では右も左もわからず、人の声でパニックになり、震えながら怒りながら座り込むこともあるし。
作業所でもカバン放り投げて怒って動かないことも度々あるし。
こっちの話を聞かずに人形とひたすら独り言いうしー----。
今日なんて、上下の服全て反対に来てて一旦裸になって着替えなおしたという。どんな確率よ。もー---ってなったし。
とりあえず、文章で書いて渡してはいるけれど。
この、おじいちゃん先生。分かってくれるのかしら???
区分認定書類書いてもらうんだけど~。
と心配になったけれど、最終的に後日、お母さんだけまた来てくださいね。となり。
先生:「区分認定が下がらないように書かせてもらいたいので、また詳しくお聞きしますね。」と言ってくださり。ほっとしました。
こういう精神科を続けて通院するのは初めてなので、将来的に長く通って、もっさんの理解者を増やしたいという思いなんだけど・・・。
もうちょっと若い先生が良かったな~(;'∀')せめて60代。
まぁでもとりあえず、今回は書類目的なので。快く書いてくれそうなので良かったという話でした。
そして、区分認定調査に進むわけです。頑張ります。はい。
今日も、長くなりました。 では、また(^^) ごきげんよう。