知的&精神障害の娘のサポート & 独り暮らしが始まった高齢母92歳の見守り介護

成人娘のサポートと92歳の一人暮らしの母親の自宅見守り 奮闘中

もっさん(娘28歳精神&知的障害あり、グループホーム利用、土日月帰宅)とおばあ(今年9月より一人暮らしの母92歳体形超太車椅子利用)のダブル介護奮闘中。私50代。シングルになって3年、ビール好きのガス抜きブログです。(現在週半分一人暮らし状態)

91歳80㌔越えの母(おばあ)がこけて…仰向けに。

あーーーーー。

 

びっくりしました。

 

おばあ。

今日は新しいデイサービスの初日でした。

と言っても、以前通っていた所なので、さほど気にせず、朝に送り出し。

帰宅時間も、前より早く帰ってきます。(15:30予定)

私は仕事に行かせてもらい、19時半に帰宅しました。

 

帰りにお弁当屋さんのお弁当を買って、ママさんと軽く話をして

ママさんも介護されているので

「お互い頑張りましょうね~」と言って頂き

私も「美味しいお弁当で、いつも元気出てます!」とか言って。

 

作りたてホカホカのお弁当をぶら下げて、軽くルンルン気分で自宅へ向かいました。

※もっさんは休み中何とか大きな問題なく お陰様で朝、機嫌よく出発したので、今晩はゆっくり一人夕食の予定でした。

 

帰ったらおばあに

デイサービス初日特権の ちやほや話 でも聞こうと思って、自宅に入ると…。

 

あれ?? 暗い。

(寝てても、いつも廊下は電気をつけてくれているんだけど、寝てるにしても…)

 

ベッドに居ない…?? トイレ?? と思った時に

 

私を呼ぶ声が奥から・・・。

 

奥の倉庫にしてるような部屋の足元からおばあの声が。

電気をつけると、仰向けに倒れていた。

 

でも、声はいつもと変わらず。

 

おばあ:「○○(私の名前)~ここや! こけたんや。」

 

私:「なんで?なんでここで?? どうしたん?? 痛いとこは?」

(おばあが元気そうな声なのでさほど、パニックになる事は無かった。)

 

どうも…。

 

体重計に乗ろうとして滑ったらしい。

隣の部屋は少し段差があり、倉庫のようにしてる部屋。

服を掛けてある、パイプごと倒れたような光景。

その20着ほどの服の山がおばあの上に乗っていた。

 

その近くには、結構危険なものが沢山ある。

 

使用していない車いすが  たたまれて置いてある。

 

なんと!!

 

その車椅子の真ん中に頭が挟まったと言う・・・。

そこからは脱出 は出来ていて、その横で上を向いていた。

 

かなり努力はしたような位置までズレてはいたけれど。

 

さぁ。 実はここからが大きな問題。

 

おばあはしりもちをついた状態でも、自力はもちろん、私が手伝っても

通常の状態にはまず無理。 

という事は過去の事例から間違いない。

 

座ってても無理なのに、地べたに仰向けって・・・・。

 

おばあ:「はよ、ちょっと起こして」← おばあは危機感0・ゼロ・ZERO…。

 

私:「その状態から、無理なん分かるやろ? 前にもそれで2回救急車呼んでるんやで。」

 

おばあ:「無理無理って、無理な事あるかいな! その車椅子につかまって起きるからちょっと、しっかり持っててや!!」

 

と、とりあえず 車いすを押さえながら、おばあの無駄な努力を眺めながら

どうしてこうなったのか? これからどうするか、頭ぐるぐる考える。

 

いつから? 3時半から・・・。

室内の温度は?(私焦って汗だく)エアコンはかかってる。ほっ。

太陽の西日が強く当たる部屋なので、おばあがエアコンをつける前にこうなっていたら、多分脱水になってたと思う。

 

痛いところは無いと言う。ホントかな?? まぁとりあえずそれを信じて。

これ以上、足をひねったりすると難儀なので。

無理して起き上がろうとしてるのを、辞めてもらって。

 

頼れそうな人に電話をしよう。

 

そこで!!!

 

私には兄と姉が居てる。そう!おばあの長男・長女!!

 

姉・・・

もっさんの大変な時にラインが来た。(もっさんの事は言っていない)

「今!スペインなの~ 実は300㌔巡礼の旅で 3週間♡ 

なかなか言えなくて~ごめんね~ 7月半ばには帰るからね~」

見たいな(~_~;) ラインが来ていた。

 

おばあには内緒。(おばあは自分の尺で文句を言うのでうるさい)

 

それがあって、姉に連絡は取れず。

おばあは姉に連絡したらえーやん。と繰り返し言うけれど、ごまかす私。

(なんでこんな気を使わなあかんねん(怒))

 

兄・・・

兄にはもっさんが大変だった時、電話したけど繋がらずその後ラインをした。

もっさんに関して解決は求めていないけど、入院とかなれば、

おばあをお願いしたいのと、姉が…スペインなので(~_~;)

でも、軽くラインで聞いてもらったり、兄嫁が心配してラインで連絡くれたり。

(これは兄が 面倒で兄嫁に振った感あるけど)  で終わった。

 

それに続いて今回。

今回はおばあの事だし、兄に協力要請は正しいよね!!

状況の写メを1枚送って、電話を求めた。

 

電話がかかってきた。

兄:「大変やなー。お前ひとりじゃ腰ゆわすから、無理すんなよ。」

私:「・・・・・こっち来れそうにない? ○○(息子)とか無理かな?」

兄:「○○おらんしなー 俺も酒飲んで、車乗られへんから~。とりあえず、そのまま寝かしといたほうが良いかもな~」

 

※息子と言うのは、20歳の大学生。数年前から筋トレが趣味になって180㎝でムキムキ。でも、性格は大人しく、あまり話をしないのと、孫と言ってもおばあとは

お嫁さんと同じく今まで10回も会ってないんじゃないかな~って感じ。

とは言え!!

現在 兄と一緒に住んでいて、車も運転できるし!! 30分程で来れる距離なんだけど!!!!!

 

身内・・・・・・・・当てにならず!!

 

兄はなんていうか・・・。

 

力仕事系はうまく逃げる。

兄:「自分で起きられへんねんやったらもっと痩せろって話やし」

とか言ってた~(怒) そんなん私が一番叫びたいわ!!!!

 

そんなことで、もっさんに続き、当てになると思ってた人に期待は出来ず。

(兄・姉はもともとさほど期待していないので、こんなものと思う私)

 

そして、引き続き 私は考えた。

 

私ともっさんがお世話になってるとK整骨院がすぐ近くにあるので、

直接行ってみた。

以前、おばあの往診にも来てくれたことがあるので頼もしい。

 

先生:「行きますよ。ただ、患者さん続いてるので、9時頃になっても良かったら」

 

ありがたい。

 

とりあえず寝ててもらおう。

 

一旦帰るも。他に方法はないものか?? 考えた。

 

動かしてもらうだけで、救急車は無理?? 電話してみましたが無理でした。

(忙しいのに変な事聞いてすみません。以前は足や腰が痛くてそのまま病院だったので救急車でしたが、今回は元気なので、そんな理由では無理でした。これも経験)

 

そうこうしてるうちに、思いつきました!!

 

おばあが今現在行っている、F整骨院が別にありました。

 

8時過ぎているので ダメもとで、電話したら。

40代のいつも元気な院長先生が電話に出てくれて、

 

先生:「今行けますよ! 10分くらいで行きますね。」と。

 

そして、おばあを抱えて、(最初に低い椅子から)椅子に座らせてくれて、無事に立ち上がることが出来ました。感謝しかありません。

 

こけたら最後と・・・いつも言っていたし。

かなり慎重に毎日送ってくれているおばあなんですが。

今回こんなことになって、けろっとしています。

 

でも、表面に出さないだけで、本人もかなり大変だったとは思いますし、情けないと思います。

 

しかし・・・。この生命力と運の強さ。

 

周りはこの歳で…。と思うでしょうね。

 

でも、本人も頑張っているし。私も親の苦しむ姿は見たくない。

ケロッとしてるおばあに感謝しています。

 

最初に頼った K整骨院の先生。状況は伝えたのですが

念の為と9時に電話があり、行きましょうか?と。

大丈夫と答えると、

K先生:「夜に急変する場合もあるので、(対応を説明して頂き)困れば夜中でも電話ください。携帯伝えておきまね。」と ( ;∀;)

 

どこまで親切な先生なんだ(;´Д`)

 

今日、電車で乗り過ごしそうな人に声をかけた私。

やっぱり「情けは人の為ならず」

 

もっと返していかねば。です。

 

最後に。

 

今日のおばあの事の一番の原因が。

 

くつ下なんです!!!

 

おばあに合う、滑り止め付きの靴下を探すのが大変だったのですが、

最近ネットで良いのを見つけて。安心していました。

 

それが、デイサービスで汚れたからと言って、

滑り止めが付いていない、普通のすべすべの靴下をはかされいました。

 

おばあ自身も気になって、何とか片足脱いだらしいのですが、

片足は脱げず、それで滑った感じです。

 

私は怒っております!

 

高齢者相手の仕事をしていて、滑る靴下を履かすなんて。

 

明日、電話します。責任者だけに言って伝わるかな?本人に直接言いたいです。

 

おばあだけの問題ではないです( ̄ー ̄)

 

では。