あーーーーー。
びっくりしました。
おばあ。
今日は新しいデイサービスの初日でした。
と言っても、以前通っていた所なので、さほど気にせず、朝に送り出し。
帰宅時間も、前より早く帰ってきます。(15:30予定)
私は仕事に行かせてもらい、19時半に帰宅しました。
帰りにお弁当屋さんのお弁当を買って、ママさんと軽く話をして
ママさんも介護されているので
「お互い頑張りましょうね~」と言って頂き
私も「美味しいお弁当で、いつも元気出てます!」とか言って。
作りたてホカホカのお弁当をぶら下げて、軽くルンルン気分で自宅へ向かいました。
※もっさんは休み中何とか大きな問題なく お陰様で朝、機嫌よく出発したので、今晩はゆっくり一人夕食の予定でした。
帰ったらおばあに
デイサービス初日特権の ちやほや話 でも聞こうと思って、自宅に入ると…。
あれ?? 暗い。
(寝てても、いつも廊下は電気をつけてくれているんだけど、寝てるにしても…)
ベッドに居ない…?? トイレ?? と思った時に
私を呼ぶ声が奥から・・・。
奥の倉庫にしてるような部屋の足元からおばあの声が。
電気をつけると、仰向けに倒れていた。
でも、声はいつもと変わらず。
おばあ:「○○(私の名前)~ここや! こけたんや。」
私:「なんで?なんでここで?? どうしたん?? 痛いとこは?」
(おばあが元気そうな声なのでさほど、パニックになる事は無かった。)
どうも…。
体重計に乗ろうとして滑ったらしい。
隣の部屋は少し段差があり、倉庫のようにしてる部屋。
服を掛けてある、パイプごと倒れたような光景。
その20着ほどの服の山がおばあの上に乗っていた。
その近くには、結構危険なものが沢山ある。
使用していない車いすが たたまれて置いてある。
なんと!!
その車椅子の真ん中に頭が挟まったと言う・・・。
そこからは脱出 は出来ていて、その横で上を向いていた。
かなり努力はしたような位置までズレてはいたけれど。
さぁ。 実はここからが大きな問題。
おばあはしりもちをついた状態でも、自力はもちろん、私が手伝っても
通常の状態にはまず無理。
という事は過去の事例から間違いない。
座ってても無理なのに、地べたに仰向けって・・・・。
おばあ:「はよ、ちょっと起こして」← おばあは危機感0・ゼロ・ZERO…。
私:「その状態から、無理なん分かるやろ? 前にもそれで2回救急車呼んでるんやで。」
おばあ:「無理無理って、無理な事あるかいな! その車椅子につかまって起きるからちょっと、しっかり持っててや!!」
と、とりあえず 車いすを押さえながら、おばあの無駄な努力を眺めながら
どうしてこうなったのか? これからどうするか、頭ぐるぐる考える。
いつから? 3時半から・・・。
室内の温度は?(私焦って汗だく)エアコンはかかってる。ほっ。
太陽の西日が強く当たる部屋なので、おばあがエアコンをつける前にこうなっていたら、多分脱水になってたと思う。
痛いところは無いと言う。ホントかな?? まぁとりあえずそれを信じて。
これ以上、足をひねったりすると難儀なので。
無理して起き上がろうとしてるのを、辞めてもらって。
頼れそうな人に電話をしよう。
そこで!!!
私には兄と姉が居てる。そう!おばあの長男・長女!!
姉・・・
もっさんの大変な時にラインが来た。(もっさんの事は言っていない)
「今!スペインなの~ 実は300㌔巡礼の旅で 3週間♡
なかなか言えなくて~ごめんね~ 7月半ばには帰るからね~」
見たいな(~_~;) ラインが来ていた。
おばあには内緒。(おばあは自分の尺で文句を言うのでうるさい)
それがあって、姉に連絡は取れず。
おばあは姉に連絡したらえーやん。と繰り返し言うけれど、ごまかす私。
(なんでこんな気を使わなあかんねん(怒))
兄・・・
兄にはもっさんが大変だった時、電話したけど繋がらずその後ラインをした。
もっさんに関して解決は求めていないけど、入院とかなれば、
おばあをお願いしたいのと、姉が…スペインなので(~_~;)
でも、軽くラインで聞いてもらったり、兄嫁が心配してラインで連絡くれたり。
(これは兄が 面倒で兄嫁に振った感あるけど) で終わった。
それに続いて今回。
今回はおばあの事だし、兄に協力要請は正しいよね!!
状況の写メを1枚送って、電話を求めた。
電話がかかってきた。
兄:「大変やなー。お前ひとりじゃ腰ゆわすから、無理すんなよ。」
私:「・・・・・こっち来れそうにない? ○○(息子)とか無理かな?」
兄:「○○おらんしなー 俺も酒飲んで、車乗られへんから~。とりあえず、そのまま寝かしといたほうが良いかもな~」
※息子と言うのは、20歳の大学生。数年前から筋トレが趣味になって180㎝でムキムキ。でも、性格は大人しく、あまり話をしないのと、孫と言ってもおばあとは
お嫁さんと同じく今まで10回も会ってないんじゃないかな~って感じ。
とは言え!!
現在 兄と一緒に住んでいて、車も運転できるし!! 30分程で来れる距離なんだけど!!!!!
身内・・・・・・・・当てにならず!!
兄はなんていうか・・・。
力仕事系はうまく逃げる。
兄:「自分で起きられへんねんやったらもっと痩せろって話やし」
とか言ってた~(怒) そんなん私が一番叫びたいわ!!!!
そんなことで、もっさんに続き、当てになると思ってた人に期待は出来ず。
(兄・姉はもともとさほど期待していないので、こんなものと思う私)
そして、引き続き 私は考えた。
私ともっさんがお世話になってるとK整骨院がすぐ近くにあるので、
直接行ってみた。
以前、おばあの往診にも来てくれたことがあるので頼もしい。
先生:「行きますよ。ただ、患者さん続いてるので、9時頃になっても良かったら」
ありがたい。
とりあえず寝ててもらおう。
一旦帰るも。他に方法はないものか?? 考えた。
動かしてもらうだけで、救急車は無理?? 電話してみましたが無理でした。
(忙しいのに変な事聞いてすみません。以前は足や腰が痛くてそのまま病院だったので救急車でしたが、今回は元気なので、そんな理由では無理でした。これも経験)
そうこうしてるうちに、思いつきました!!
おばあが今現在行っている、F整骨院が別にありました。
8時過ぎているので ダメもとで、電話したら。
40代のいつも元気な院長先生が電話に出てくれて、
先生:「今行けますよ! 10分くらいで行きますね。」と。
そして、おばあを抱えて、(最初に低い椅子から)椅子に座らせてくれて、無事に立ち上がることが出来ました。感謝しかありません。
こけたら最後と・・・いつも言っていたし。
かなり慎重に毎日送ってくれているおばあなんですが。
今回こんなことになって、けろっとしています。
でも、表面に出さないだけで、本人もかなり大変だったとは思いますし、情けないと思います。
しかし・・・。この生命力と運の強さ。
周りはこの歳で…。と思うでしょうね。
でも、本人も頑張っているし。私も親の苦しむ姿は見たくない。
ケロッとしてるおばあに感謝しています。
最初に頼った K整骨院の先生。状況は伝えたのですが
念の為と9時に電話があり、行きましょうか?と。
大丈夫と答えると、
K先生:「夜に急変する場合もあるので、(対応を説明して頂き)困れば夜中でも電話ください。携帯伝えておきまね。」と ( ;∀;)
どこまで親切な先生なんだ(;´Д`)
今日、電車で乗り過ごしそうな人に声をかけた私。
やっぱり「情けは人の為ならず」
もっと返していかねば。です。
最後に。
今日のおばあの事の一番の原因が。
くつ下なんです!!!
おばあに合う、滑り止め付きの靴下を探すのが大変だったのですが、
最近ネットで良いのを見つけて。安心していました。
それが、デイサービスで汚れたからと言って、
滑り止めが付いていない、普通のすべすべの靴下をはかされいました。
おばあ自身も気になって、何とか片足脱いだらしいのですが、
片足は脱げず、それで滑った感じです。
私は怒っております!
高齢者相手の仕事をしていて、滑る靴下を履かすなんて。
明日、電話します。責任者だけに言って伝わるかな?本人に直接言いたいです。
おばあだけの問題ではないです( ̄ー ̄)
では。