知的&精神障害の娘のサポート & 独り暮らしが始まった高齢母92歳の見守り介護

成人娘のサポートと92歳の一人暮らしの母親の自宅見守り 奮闘中

もっさん(娘28歳精神&知的障害あり、グループホーム利用、土日月帰宅)とおばあ(今年9月より一人暮らしの母92歳体形超太車椅子利用)のダブル介護奮闘中。私50代。シングルになって3年、ビール好きのガス抜きブログです。(現在週半分一人暮らし状態)

微妙な状態の27歳の娘と料理教室へ

27歳 知的&精神障害を持つ娘(もっさん)と料理教室に初参加。

 

近くに、

ご自宅でカフェ&料理教室をされているところがある。

以前から前を通るたびに気にはなっていたんだけど、長らく素通りしていた

このお店に初めて、もっさんと入ったのが

下の記事。

 

gasunukix.hatenablog.com

 

3回目のティータイムの時に

ママさんが他のお客さんと、料理教室の話をしていた。

もっさんが興味津々。

ママさんが私たちに向けても話してくれた。

 

ママさん:「良かったらどうですか~?」

 

んん? 

もっさんの事を多少理解して誘ってくれている!! と思った瞬間。

 

もっさん:「いーーーーんですか??? 来たいです!!!」 と答えていた。

 

すごい。ホントに料理がしたいんだね~( ;∀;) 

 

と…そんな 流れから、  7月10日(月曜日)に予約。

 

1か月くらい先の予約だったけど、

とても楽しみにしていた。

 

しかーーーーーし!!!

 

その間に、もっさんの問題行動が勃発し、えらい事になっていた。

 

暴れていた時は、料理教室はいけないと思っていた。

 

でも、先週の帰宅時は大きく荒れることはなく、

本人も料理教室へ行くことは、楽しみだと 何度も口にしていた。

 

行けそう・・・? (;・∀・)

 

と思ったので、日が近くなって、やっと

当日のメンバー(全員で6名になる事)やメニューの写真を見せたりした。

喜んでいた。

 

ひと安心。

 

のはずが、全然別件なんだけど。

もっさんの足の親指の爪が両方とも、大きな”血豆”が出来て、半分くらい黒くなっていた。

え??? これって。 これだけ黒くなるって事は、かなり痛かっただろう。

 

そういえば、大分前に 足を打ったとか言ってたような時があった。

でも、ケロッと階段でぶつけたとか明るく言っていた様な…。

 

「どんくさいね~」くらいの会話で終わっていた。

 

あれは…。

 

問題行動以前のような気がする。

 

改めて、足をどこでぶつけたのか?何があったのか?と聞いても

もう、記憶がないのか? 口に出せないのか?

よくわからない。

 

とりあえず、今後の事もあるので、

 

私:「痛い思いをした時は、お母さんがいない時は 支援員さんに言わないといけないよ。」とか「血が出るような時は、直ぐに処置してもらわないといけなんだよ」など

 

説明をした。

 

私的にも、反省。もっさんが言ってきた時に、ちゃんと足を見るべきだった。

 

両方の指って・・・? どう考えても、おかしくない?? 分からない。

 

誰かに故意にされる場合も、多少は考えておかなければいけないし。

 

もし、そうなら深刻。

でも、人の名前は出てこないので、大丈夫だとは思うけど。

 

こんなに痛い思いをしても、伝えられない、不憫さを・・・

 

親としては感じる。

 

そんな気持ちで、もっさんに話していると・・・。

 

どういう感情か、もっさんが泣き出した。

 

最近落ち着いているので、泣くのも良いと思って、

よしよし。と言う感じで話していると・・・・。

 

もっさんの感情スイッチが入ってしまい・・・

 

そして、コントロールできなくなってしまった💦

 

問題行動に移ってしまった。

 

また 少し暴れ出した。「しんどい!苦しい!救急車呼んで!!」と言い出した。

 

さすがに少し戸惑ったけれど、なんとなく慣れた感と、仕方が無い感と、諦め感。

そして、お薬を追加で飲んでもらおうとか。を考えていた。

 

私:「落ち着いたら、薬飲もうか」

 

1時間ほど、続いたけれど、もっさんなりに頑張っていたのもあり、治まった。

 

でも、身体が動きにくそうで、どうも、やっぱり発作的になっていて、

頭が回ってる(めまい)のか? ふらふらすると言って、座るのも拒んだ。

 

地べたでうーうー いうので、ベッドに移らず、そのまま 寝とく?

と布団をかけた。 

 

その時に、

 

もっさん:「明日の料理教室は・・・?」と聞いてきた、

それでまた、不安定になるので とりあえず、休むと言って、落ち着かせていた。

 

どうも、行きたい! 行けないかも! 行きたくない! 行きたい! 行けないかも!

 

頭がぐるぐる。でパニックになる感じ。

 

また、朝に考えよう。

 

朝。

 

ちょっとまだ ふらふらすると言って、起きてきた。

料理教室が気になる感じ。

行けないと言う。 私はあまり相手にならない程度に、「分かった」と言う。

 

でも、機嫌よく過ごしていたので 出発1時間前に

 

私:「ちょっと相談があるんですけど~」と話し始め

  「自分から行くって言って、予約してさー 

  大人として、ちょっと失礼やと思うんよ」

  「しんどくなったら帰るでもいいから、今日は行こうか?」

もっさん:「・・・・はい」 

 

きっと、行きたくて仕方がなかったのもあり、この会話で、すっきりさっぱり

その気になって、準備を始めた。

もっさん:「お化粧して行きたい!」と  私が手伝いながら、張り切り出した。

 

無事、到着。


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他の方が来る前に、早めに行かせていただく事で、落ち着いて参加できた。
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もっさんは 右側で、椅子に座って、野菜をゆっくり切らせてもらった。

他の方は、小学生のお子さんが居てる方が3名(お友達)

お孫さんが居てる方が、1名。計6名。

もっさんの 障害の説明はせずだけど、程よく声をかけてくれて、良い感じ。
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出来上がった(*´▽`*)

メニュー:夏野菜カレー サラダ  アーモンドケーキ アイス

会費は2000円(一人) 最近まで1500円だったらしい。でも良い。
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無水で 野菜たっぷりカレー 
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デザート:アーモンドケーキ バニラアイス(これも手作り) コーヒー付き

とっても 美味しかった。

もっさんも、緊張してる分 大人しく、良い刺激になって、楽しめていた様子。

(ただ、帰った時に、テンションがちょっとおかしく、冷や冷やしたけど)

 

なんとか、通常に戻った。

 

来月も予約をしてきた。

 

こうして地域で参加できるのは、ほんとありがたい。

 

いつまで、私が一緒に行けるかも分からないし

 

行ける時に  行ける所に  行こう  と思う。

 

問題行動が増えると、幅も狭まるだろうから・・・。

 

行ける時に。

 

そして、

きっと たくさんの思い出が もっさんの 将来に花を添えてくれるだろう。

 

そう信じて。

 

読んでいただきありがとうございます。